総勘定元帳と試算表


総勘定元帳

仕訳帳を各勘定科目ごとに分け、集計した「総勘定元帳」はすべての取り引きを記載したものとなります。数種類ある帳簿のなかでも最も重要な帳簿がこの総勘定元帳です。ちなみに総勘定元帳は略して「元帳」とも呼ばれます。

この総勘定元帳からさらに集計結果を転記して一覧表にしたものが試算表です。複式簿記に則り、「資産、負債、資本、収益、費用」に分類されて集計されるのが一般的です。試算表には合計試算表、残高試算表、合計残高試算表の3種類がありますが、残高試算表を元にして、損益計算書の収益勘定・費用勘定という勘定科目と金額から「損益計算書」を、賃借対照表の資産勘定・負債勘定・資本勘定という勘定科目と金額からは「賃借対照表」を作成することができます。

こういった総勘定元帳や試算表の作成は会社経営において正しく損益を把握するために実施されます。試算表の中に、「売上総利益」「営業利益」「経常利益」「当期利益」といった言葉が出てきますが、一般的に財務会計業務は企業の財務状態の把握と、これらの利益や損益を正しく把握するために実施されるのです。簿記の技術によって把握された利益に対し補正を加えられた後に、法人税または所得税が課税されるので、間違いは許されないところです。

会計業務の必要性