財務会計に必要な簿記


財務会計

簿記検定なども存在し、その需要の高さはいつの時代も変わらないのが「簿記」です。財務会計業務においても日々の経営活動において生じた全ての経済活動、いわゆるお金の動きを記録する際には必ず簿記で記録・計算をしていきます。財務会計業務、と聞くと「公認会計士」といった資格を連想する人が多いようですが、日々の会計業務に関しては会計士である必要は無く、簿記のスキルがあれば業務遂行は可能です。

財務会計において簿記は、たとえば事務用品としてプリント紙を現金で購入したとすると、事務用品という名目の経費が増え、当然現金が減ることになります。これも会社における経済活動の一つなので簿記で記録する必要があります。

ここでの記録は簿記の仕訳(しわけ)という方法が用いられます。仕訳とは、複式簿記において、発生したお金のやり取りを貸借の勘定科目に分類することです。簡単に言えば、取引を行った物を「事務用品」という買ったものと「現金」という払ったもの、とのように名目に分けることと考えておけばわかりやすいかもしれません。仕訳は仕訳帳に記入していきます。日々記録するのであれば仕訳日記帳と呼ばれます。 日々の経営・経済活動を仕訳で記録し、仕訳日記帳をつけていくのが財務会計の基本業務といえるでしょう。

さらに仕訳日記帳から、各勘定科目毎に転記し、集計したのが「総勘定元帳」です。各勘定科目毎の一定期間の出入りが一目でわかるので、経営活動にかかっている全ての経済的な動きだけでなく、細やかな経費の流れが見えてきます。無駄な経費がかかっている勘定科目がないか、新たなプロジェクトにまわせる費用がないか、など経営における戦略的なデータが見えてきます。財務会計業務から管理会計業務に遷移していくポイントがこの総勘定元帳から、ともいえます。

会計業務の必要性